1. はじめに:枠は「トランプショック」前にはほぼ枯渇しました
- 2025年も終わりですが、私のNISA枠は春先には既にほぼ空っぽでした。
- 原資:
- なぜ年初から飛ばせたかというと、TOB期待で3年以上保有していた「ギガプライズ(3830)」が2月ついにTOB(株式公開買付け)された。
- これで元本+含み益で一気に240万円以上の現金が確保できました。3月決算企業を多めに買って配当を受け取るとしようと目論見、すぐに成長投資枠を埋めにいきました。
- 結果は4月まで待てばもっとたくさん買えたのに、4月には大量の含み損を抱える結果になりました
2. つみたて投資枠:ど定番のS&P500一本足打法
- 銘柄: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 状況: 残り枠6万円(使い切れず)。
- 期初の積立額が7万円だったのを、3月から10万円に増額したため、計算上の端数が出てしまいました。
- 感想: ここは投資信託しか買えないので、S&P500か全世界株、少しマニアックなMSCI先進国株を買うしか選択肢がない思考停止エリア。S&P500か全世界株はきのこの山とたけのこの里みたいな不毛な争いが続いているが正直好きなものを買えばいいかと思います
3. 成長投資枠:戦略は「損切りしなくていい株」
私の「雑食スタイル」が爆発した成長枠(240万円分)のラインナップです。 NISAは「損益通算ができない」のが最大のデメリット。つまり、損切りが必要になるような博打株はNGです。 「下がっても下値余地が少なく、配当や業績が伸び続けて、最悪売らなくてもいい株」を選定基準にしました。損切りした時の損の幅が特定口座より大きくなりがちなNISAで買う株は緩やかでも上がり続ける株を買う戦略を取りました。
【ETF・REIT・海外】
- VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック) 12株
- みんな大好き全世界株。
- メリット:売却時の為替差益分の税金もかからない。理想は円高株安で買って円安株高で売る
- デメリット:円安だと枠を食うし、米国課税で配当が10%引かれる。確定申告で帰ってこない
- 1329 iShares コア225 10株
- 特定口座で買おうとして、操作ミスでNISAで買ってしまった。まあ、日経平均だし29%も上がったからヨシとする。NISA銘柄トップクラスの成績
- 3481 三菱地所物流REIT 3株
- ポートフォリオに不動産(REIT)のスパイスが欲しくて購入。
【安定・高配当・優待枠】
- 9432 NTT 500株
- 株価が下がっていたので拾いました。配当の安定感は抜群。
- 一年保有でdポイントの優待あり
- IWONなどの最先端から日本の情報通信を支える企業なので悪くはならなさそうなので
- 9434 ソフトバンク 300株
- 完全に配当と優待目当て。
- 4732 ユー・エス・エス 100株
- 連続増配株の優等生。業績も盤石。
- 25年連続増配で日本の連続増配ランキング5位
- 7203 トヨタ自動車 100株
- 日本一の時価総額にして、永遠のバリュー株。
- 5332 TOTO 100株
- ウォシュレットの世界展開に期待
- 半導体製造装置関連としての側面にも期待。
- 7775 大研医器 200株
- 高配当枠として採用。
- 10万円以下で買える高配当株
【成長・ニッチトップ枠】
- 3836 アバントグループ 100株
- 優良なシステム会社。自分の売買リズムと相性がいいお気に入り銘柄。
- 4980 デクセリアルズ 100株
- 【MVP】 隠れ優良株。地味ですが素晴らしい技術力があり、株価も+29%と今回一番の上昇を見せてくれました。
- 昔のソニー化学
【趣味】
- 7832 バンダイナムコHD 100株
- 【ワースト】 好きな会社だから買った。しかし、愛と株価は比例しない。
- 残念ながら高値掴みとなり、-18%の含み損。
- ガンダムが世界を席巻することを信じています
4. 成績発表:トータルプラスなら良しとする
- NISA口座の損益合計: +146,272円
- 理想は「10倍株(テンバガー)」ですが、そう簡単に引けるものではありません。
- 4月のトランプショック前に枠を使い切ってしまったので、買った直後から含み損だったのですが、結局デクセリアルズなどの頑張りでなんとかプラス着地です。
- 成長投資枠の端数(数百円)は投資信託(S&P500、先進国)で埋めましたので成長投資枠は残り0円です。
5. まとめ:来年に向けて
- 誤発注(日経平均)や、高値掴み(バンダイナムコ)もありましたが、トータルでプラスなら合格点です。
- 「シナリオが良く、利益と配当が上がり続ける株」を長く持つ。この基本戦略は間違っていなかったと思います。
- 来年の枠をどの銘柄で埋めるか、今の保有銘柄と監視リストを見比べながら、年末年始にじっくり選定します。
【ディスクレーマー】
※本記事は個人の投資実績の記録であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いいたします。
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