【資産公開】42歳独身・4000万円到達。2018年からの資産推移と、急増した3つの理由記事構成案

1. 冒頭:7年間の記録

  • 2018年の約890万円から、2025年11月で資産4000万円到達までの軌跡。
  • 年平均成長率(CAGR)は25%。
  • 2017年以前は記録しておらず詳細が不明でした(記録は大事)

2. 前半戦~2021年(〜2000万円):入金と勉強の日々

    1000万・2000万の壁を越えられた理由:

    • 節約と入金、年収500万円手取り375万円のうち100万円以上は投資資金にした
    • 勉強というが株式投資が「趣味」のため、苦にならなかった。
    • この時期に特別に儲かった銘柄はなかった。損は減らして、上がったら利益確定を繰り返していた

    アクティブな活動記録:

    • リアルでの交流:オフ会に参加したり、そこで出会った株仲間と勉強会や飲み会で銘柄談義に花を咲かせるのが何より楽しかった。銘柄談義をするには調べて覚えておくことが必須でした。
    • コロナ禍での行動: 外出できない期間は、本を読み、YouTubeで知識を吸収する時間に充てた。ZoomやSkypeを使ってオンラインで株仲間と勉強会をしていた。

    2021年の反省:

    • 数字上はプラスだったが、周囲のグロース株メイン株仲間たちはもっと大きなリターンを出していた。
    • 自分はバリュー株寄りだったが、パフォーマンスの差はスタイルの違いだけではなかった。
    • 彼らに比べて、自分は圧倒的に知識や勉強量が足りていないかった

    3. 試練の2022年:「円安」で気づいた、本当の価値

    2022年は、私の投資歴の中でも特殊な年でした。 資産全体のパフォーマンスは -4.1% 。数字だけ見れば「軽傷」に見えます。 しかし、内実はもっと深刻でした。

    • 円安の錯覚: 当時資産の約4割を米国株が占めていました。 113円から131円と急激な円安が進んだことで、円換算の評価額は支えられていましたが、ドルベースでの米国株は下落していました。 「円安で資産が守られた」と言えば聞こえはいいですが、実際は株価下落のダメージは数字より多かったです。
    • 最大の勝因は「冬の買い増し」:今振り返ると、この2022年のどん底で仕込んだ株たちが、2023年以降の利益の「種」になっています。 この年、私は何をしたか。「入金」と「買い増し」を続けました。買った基準額よりも下なら買いやすい、バリュエーションが低いならなおさら。それが4000万円への分水嶺だったと思います。

    4. 第2フェーズ:資産増加の「転機」(2023年〜)

    2000万円を超えてから、資産の増加スピードが明らかに変わりました。 振り返ると、「3つの追い風」と「2022年の仕込み」の結果でした。

    ① 市場環境と「TOB連発」の幸運

    まず、相場環境が好転しました。東証改革によって「低PBR銘柄」が見直された流れに乗れました。 そして何より大きかったのが、主力株へのTOB(株式公開買付け)が続いたことです。

    • 日本SHL、ギガプライズ、住信SBIネット銀行
      • これらは私のポートフォリオで保有比率が高い銘柄でした。
      • それが市場価格に約4割ものプレミアムを乗せて買い取られることになり、言わば「強制的に最高値圏で利益確定させられる」という幸運に恵まれました。
    • 住信SBIネット銀行の奇跡:
      • 株価上昇局面で一部利益確定(TOB価格より高い5,010円で利確という奇跡)し、残りをTOBで全額利確。
      • 「一粒で二度美味しい」取引となり、資産を大きく押し上げました。

    ② 「集中投資」への挑戦:カバー(5253)

    成長株であるカバーに対して、分散投資を信条とする自分の中で過去最大となる「PF(ポートフォリオ)の22%」という資金を投入しました。

    • 結果:
      • 天井(最高値)で売ることはできませんでしたが、相場の反転局面で大半を利益確定することに成功。
      • 分散投資が基本だった私が、自信のある銘柄に大きく張ることでリターンを最大化できた事例です。

    ③ 米国株と「2022年組」の貢献

    米国株もしっかり仕事をしていました。

    • AI・半導体:
      • MSFT(古参)に加え、NVDA、AMD、GOOG、TSMなどのAI・半導体銘柄がパフォーマンスを牽引。
    • 2022年に蒔いた種:
      • 実は、この収穫の多くは「冬の時代」だった2022年に仕込んだ銘柄たちです。
      • 米国株: VT、GRMN、AMD、AAPL、TSM
      • あの苦しい時期に手放さず、むしろ買い増しした株たちが、2023年以降に花開きました。

    ④ 新NISAのフル活用

    制度改革も追い風にしました。 新NISAの「つみたて投資枠」は、入金力に加え、増えた配当金を再投資に回すことでほぼ満額(マックス)で埋めています。 「入金+配当+値上がり益」のサイクルが完成しつつあります。

    4. まとめ:4000万円の内訳とこれから

    • 現在のポートフォリオ比率:
      • 日米のハイブリッド構成。

     

    振り返ると、私の資産形成は大きく2つの時期に分かれます。

    • 前半(〜2000万円):
      • 武器: 「節約」と「入金力」。
      • やったこと: 株仲間と飲みながら勉強し、投資という「趣味」を楽しんで知識を蓄えた時期。ここで退場せずに市場に居続けたこと
    • 後半(2000万円〜):
      • 武器: 「投資判断」と「資産規模」。
      • やったこと: 前半で蓄えた知識と人生の中で蓄えた知識(オタク知識)をフル動員して、数字と雰囲気を分析。「ここだ」と思える場所に資金を置くことで、資産が増えるスピードが加速しました。
    • 好きなことを突き詰め、淡々と記録し、楽しみながら続けてきた結果でしたので今後も継続を続けていきたいです。(もっと時間が欲しい~)

    【免責事項】 本記事は、筆者個人の資産運用の記録および備忘録として作成されたものであり、特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。 記事内で言及されている銘柄や投資手法は、過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。 投資に関する最終的な決定は、必ずご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、筆者は一切の責任を負いかねます。

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    この記事を書いた人

    名古屋在住の40代サラリーマン投資家。 雰囲気やニュースに流さそうになりながら、決算書と財務データを読み解く「ファンダメンタルズ分析」を重視しています。投資対象は割安な日本株から米国の宇宙・防衛株まで及ぶ「雑食」スタイルです。 感情に流されず、データと企業分析に基づいた投資を心がけています。

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