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【相場展望】3月9日からの「最悪シナリオ」と、暴落時に拾いたい買い増しリスト作成。

ホルムズ海峡の封鎖懸念から始まった今年初の暴落局面ですが、いよいよ来週3月9日(月)からは、需給面でも嫌な感じになりそうな空気感になってきてますね

嵐の前に、現状の整理と「ひと下げ来た時のための買い増しリスト」を作ってみました。

1. 魔のSQ週。想定される「最悪のシナリオ」とは?

ホルムズ海峡の封鎖が継続し、航行が出来ない状態が続くと想定して、来週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出日に向けた「最悪のシナリオ」を考えてみました。もし月曜の後場からズルズルと下がり始めたら、警戒レベルを最大に引き上げる必要があります。

  • 月曜日: 東証が下落寄付きよりも下で場が終わる。その流れを引き継いでアメリカ市場も下落。
  • 火曜日: パニック売りが連鎖し、日米ともに下落。
  • 水曜日: そこに運悪くメジャーSQに向けた「魔の水曜日」でさらに荒れる。
  • 木・金曜日: ここまでの下落で耐えきれなくなった信用買い勢の「追証売り(強制ロスカット)」を巻き込み、ダメ押しの大暴落。

さらに、時期的に、3月決算を控えた機関投資家は、期末の業績を確定させるために我先に利益確定売り逃げ、企業側の「自社株買い」も決算前の沈黙期間に入って減るため、下値のサポートが極端に弱くなります。

2. GPIF(年金砲)の買い支えは期待できるか?

先月の投資家別売買動向を見るにGPIFが保有比率(目安25%)から飛び出た分の日本株を売却した可能性は高いと見ています。今回の暴落で日本株の比率が25%未満に落ち込んでいれば、逆に買ってくれる可能性もあります。

ただ、今回は海外株や債券価格も一緒に下がっているため、全体のバランスの中でどうリバランスしてくるかは本当に読めません。結果的に「誰も助けてくれないセリクラの第2波」になる可能性も、頭の片隅に置いておくべきかと思います。

GPIFも3月決算ですね

3. 暴落はバーゲン。私の「買い増しリスト」

とはいえ、パニックによる暴落は「優良株のバーゲンセール」になるチャンスでもあります。 現在すでに保有しているものの、まだロットが少ない中型〜大型の優良株を中心に、安くなったら拾うリストを整理しました。

【日本株:手堅くトレンドに乗る優良企業】

  • NTT: 最近株価はパッとしませんが、安定の通信インフラと圧倒的な企業規模・ブランド力は健在。次世代インフラ「IOWN(光デバイス)」の実用化に向けた期待枠として。
  • ソニーFG: 金融セクターとしての高配当株の魅力。
  • トヨタ自動車: なんだかんだ言って時価総額日本一。暴落すると配当利回り3%台になる
  • 太平電業: 内需メイン。電力確保に向けたプラント建造の「実行部隊」として手堅い。
  • TOTO: ウォシュレットが世界でバカ売れすると思いきや、実は「半導体製造装置の部品」が先に売れて業績を牽引している面白い会社だが高騰しすぎ
  • バンダイナムコ: 自分のふんどし(自社IP)でも、人のふんどし(他社IP)でも戦える最強のコンテンツ企業。根拠はないけど個人的に今年は「ガンダムの年」になる予感がしています。
  • NEC: 防衛・通信・AIと「今のトレンドの塊」のような企業なのに、なぜか市場からはSaaS銘柄のように勘違いされて評価されている節がある。
  • デクセリアルズ: 化学セクターの中で、トレンドを見つけて乗るのが非常に上手い企業。
  • ピーエスコンストラクション: 2年連続で第3四半期に会社計画を達成しているのに、上振れの数字をすぐには出さない保守的な会社。業績の裏付けは十分。

【海外株:PERが適正化したAIの巨人たち】

  • GOOG(アルファベット): EPS 11.56 / PER 25.8
  • MSFT(マイクロソフト): EPS 17.19 / PER 23.8
  • NVDA(エヌビディア): EPS 8.25 / PER 21.5
  • TSM(台湾セミコンダクター): EPS 14.32 / PER 23.67

すべてAI関連のド本命ですが、実はこれらの株、PERがかなり下がってきています。 時価総額こそ巨大ですが、その圧倒的な成長率に対してPERはすでに標準的なレベルに落ち着いており、決して割高なバブルではなくパニックで売られるなら喜んで拾いたいです。

まとめ:資金を準備して、月曜日は「傍観」する

いざ暴落が来るとビビって手が出せなかったりするのが投資の難しいところです。かといって「あり得ない価格で指値だけ置いておく」なんて器用な真似はできません。

今やるべきことは、いざという時に買うための「資金の準備」、現金口座から少し証券口座に現金を移動させること。

そして、明日(3月9日月曜日)の相場はひとまず「傍観」でしょうか

なぜなら、朝イチで買って、月曜の後場からズルズルと本格的な暴落が始まったら、たまらなく嫌な気分になるからです。サラリーマン投資家は仕事中でザラ場に張り付いて逃げることもできないので、相場の方向性が定まるまでは焦らず、じっくり待ちたいと思います。

3月の配当取りにはちょうどいいチャンスなのでいつ買うか悩みますね

【免責事項】 ※本記事は、一介のサラリーマン投資家である筆者の個人的な相場観やシミュレーション、個人的な「買い増し候補メモ」を公開しているに過ぎず、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。※記事内で言及している個別銘柄は、あくまで筆者個人の分析に基づく現在の監視リストであり、将来の株価上昇や業績を保証するものではありません。企業業績の悪化や想定外の悪材料により、さらに大きく下落するリスクも十分にあります。 ※マクロ経済の動向や相場展開は予測が困難であり、実際の市場は本記事の予想と全く異なる動きをする(あるいは最悪のシナリオが来ない)可能性が大いにあります。 ※投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。本記事の内容を参考にして被ったいかなる損失についても、筆者は一切の責任を負いません。

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この記事を書いた人

名古屋在住の40代サラリーマン投資家。 雰囲気やニュースに流さそうになりながら、決算書と財務データを読み解く「ファンダメンタルズ分析」を重視しています。投資対象は割安な日本株から米国の宇宙・防衛株まで及ぶ「雑食」スタイルです。 感情に流されず、データと企業分析に基づいた投資を心がけています。

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